つわものツアー企画

昼時なので米沢ラーメンでも、と思い店を探していると何やら古き佇まい、店前の駐車場はいっぱい、待つこと数十分、店にはいると仰天、気さくな店の小奇麗なおかみに聞くところによると、今年で３０２年，正徳二年（１７１２）だそうで、メニューを見ながら、迷う事数分、珍しい名前のラーメン発見その名は寿山海ラーメン１２００円、を注文、またまた、おかみさんの話によると山、海の幸の具が乗ったラーメンの事、（昔は支那そば）具は、えび天、チャーシュー、山菜、野菜（さやえんどう、ニンジン）、納豆、いくら、かに玉？、麺はちじれ麺で味はあっさり塩味、食べながらでも、傍でお話しは途切れません、味も満腹感も覚えず、この店の歴史の話で食事タイム終了、今度は奥の蔵座敷を案内してもらい、以前からあった土蔵の内部を改造してあり、かって先祖が兵糧係として、出陣の際に使用した陣笠がかけられているところからも、米沢藩とのかかわりが深かったことがわかり、又慶応四年の維新戌辰戦争の際に、西郷隆盛が立ち寄り、飲食した証として西郷札（軍票）が当時のまま保存されているのも驚き、イヤイヤ申し訳ないほどのおもてなし、帰りにそば菓子まで頂き、お話好きなおかみさん有難うございました.