つわものツアー企画

山陽本線や伯備線で活躍し、特に新見市内の急坂では3重連で走っていたため全国的にも有名になった車両です。

昭和46年にはお召し列車の機関車としてもお努めし、合計199万Kmを走り昭和49年に退役となってここ井倉洞の駐車場脇に展示されています。


除煙板という、煙突の横にある板に付いている鳳凰のマークはお召し列車の時に制作され取り付けられたようで、さらに煙突の上には集煙装置も取り付けられているので普通に見るD51とはちょっと(分かる人には結構)違っていて、D51の中で最もゴージャスになっていると言われているようです。

朽ち果てている様な展示が多い蒸気機関車の屋外展示ですが、此処の車両はお召し列車だったという過去もあってか、保存状態も割と良く、見応えがあります。

ただ、柵に囲われているので実際に触れないのが残念です。