つわものツアー企画

花巻南温泉狭のアーチをくぐり抜けて暫くすると大沢温泉の看板、目的の湯治場の「自炊部」からなる大規模な温泉館ではありましたが残念ながら本日休館の札がぶら下がり
少し先の鉛温泉唯一の一軒宿【藤三旅館】に決定。パンフレントによると、今を去る事およそ　六百年の昔。ここの温泉主である藤井家の遠祖が高倉山麓で木こりをしている祭に、岩窟から出てきた一匹の白猿が、桂の木の根元から湧き出る泉で手足の傷をいやしているのをみた。これが温泉の涌出である事を知り、一族が天然風呂として用いるようになったとされる。以来「白猿の湯」（俗名桂の湯）と呼ばれるようになったそうです。湯船の深さは約125sm，立つて入る珍しい温泉です.立ち湯は、全身にまんべんなく油圧がかかり循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があると言われています.地階から3階までの高い吹き抜けを見上げるうちに、身も心ものびやかになっていきます。
天然の岩をくりぬいた湯船の底から源泉100％のお湯がこんこんと湧き出し、大きな小判型の湯舟をたっぷり満たす藤三旅館の自慢のお風呂で．新日本百名湯・日本温泉遺産に選ばれた宿です。別に川のせせらぎを聞きながらの内湯と露店岩風呂にも入って来ましたがこちらも旅情豊かでした。